7月に読売新聞の読者のページに投稿されてた記事です。
(読まれた方もいるかも知れませんが…)
小学6年生の女の子の投稿です。
こういう気持ちを持っている子供さんがいることが分かって、
とても嬉しかったので、皆さんにも読んで頂きたくてこちらへ載せました
子供がこんな気持ちでいるのに…
生き物の命の大切さを分かってない全ての大人たちは、この女の子を見習って欲しいです
そして、動物に対しても、こういう優しい気持ちを持っている子供が増えることを願います
捨て犬のいない世界 私の夢
私は塾の帰りに一匹の犬と出会いました。
首輪をしていないので、捨て犬です。
私が「おいで」と言うと犬は近づき、手をペロペロとなめてくれました。
白と黒のぶち犬でとても可愛かったのです。
でも、帰る時、マンションに入ろうとしたら、その犬がついてきました。
「ごめんね」と言うと、ピタッと止まって悲しそうな目で私を見ていました。
まるで、人の心がわかるみたいに。
その目を見ていると、とても胸が痛くなりました。
それから、あの犬のことをずっと考えていました。
ふと、先日、見たテレビの番組を思い出しました。
テレビには保健所が映っていました。
そこにいる犬たちもとても悲しそうな目をしていて、毎日、飼い主が現れるのを待っていました。
こんな犬たちを見ていると、保健所の犬たちを全部飼ってやりたいと思います。
だいたい、何で動物を捨てるのでしょうか。
捨てるなら最初から飼わない方がいい。
動物を飼う時は、命を飼うことになるのだから責任を持って飼って欲しい。
私はそう思いました。
私の将来の夢は、そういう犬を一匹もいなくすることです。
人間のわがままで犬の大切な生命がなくなるということは、絶対嫌です。
その夢が叶うように、精一杯努力したいです。