長崎はっぴーあにまる☆ブログ☆

悲惨な運命のわんこたち動物がいることを知りました。 不幸なわんこたち動物が一匹でも減るように!! その情報発信と活動報告を長崎の佐世保より綴っていきます。 皆さんのご協力をよろしくお願いしますm(__)m

ながよの大学ネコ学〜講演会〜

今日は、「ながよわんちゃんレスキュー」さん主催の
講演会に行って来ました
分かりやすい講演内容でしたので、少しご紹介をさせて頂きますm(__)m
わんにゃんを飼われている皆さんのご参考になれば嬉しいです


        
ながよの大学ネコ学 第一弾
〜 犬猫を知ることから始めましょう 〜


◆一部「住宅地における、犬猫の今どきの飼い方」
西彼保健所の職員さんによるお話でした。

まず、「狂犬病予防法」と「動物愛護法」に沿って、お話を進められました。
「狂犬予防法」では、犬の登録と狂犬病注射はの義務と、
鑑札と注射済票の装着も義務付けられています。
会場に来られていた方の中にも、鑑札か注射済票をわんこに装着されずに、
家の中に大切に保管されている方がいらっしゃいましたが
必ずわんこに装着して下さい。とのことでした。

動物愛護法」についても、分かりやすく、
「飼い主さんに守って欲しい5か条」と題して、お話をされました。

まずは、「犬の飼い主さんに守ってほしい5か条」
�@動物の習性等等を正しく理解し、最後まで責任をもって飼うこと。
�A危害や迷惑の発生を防止すること。
�Bむやみに繁殖させないこと。
�C動物による感染症の知識をもつこと。
�D所有者を明らかにすること。

この中で、例に挙げられたお話を一つをご紹介します。
最近、伸びるリードで犬のお散歩をされている飼い主さんを見かけますが、
何かあったときに、すぐに引き戻すことが出来ないので、
犬にとっても、人間にとってもとても危険です。
お散歩には、使用されないで下さいとのことでした。

※補足 公園など広いところで遊ばせる場合は、
      使用しても大丈夫だと思います。
      くれぐれも、周りの方のご迷惑にならないように…

「猫の飼い主さんに守ってほしい5か条」には、
「屋内飼育」という項目も入っていました。
猫を屋外へ自由に行動させることが、トラブルの原因になっています。
また、猫にとっても、感染症や交通事故の心配もあります。
住宅密集地で、飼い猫を外に出すことは、
好ましくない飼い方だと、お話されていました


◆ 二部「高齢犬の日々のケア」
西彼獣医師会の獣医師さんによるお話でした。

高齢犬についてのお話だったので、
うちの保護わんマルペキちゃんたちにも関係しているので、
興味津々でした。

まず、わんこが「老犬」と呼ばれるようになる一般的な時期ですが、
犬種によっても違いますが、大体7歳〜8歳位からだそうです。

老犬で起こりやすい病気は、たくさんあるのですが、
今回は、歯周病、心臓病、白内障、痴呆症などにについて、
詳しいご説明がありました。

その中で「褥創」についてもお話をされました。
要するに「床ずれ」のことなのですが、
寝たきりのわんこたち、飼い主さんにとっては、大変な問題ですね…
でも、寝床の工夫や、治療なども効果があるみたいなので、
わんこを飼われている方は、
老犬介護についても心の準備をしておきたいものですね。
(私の感想でした…

後、特に大型犬は関節炎も心配なので、
日頃からの体重管理も必要だということでした。

        


この講演会の主催をされた「ながよわんちゃんレスキュー」の皆さんは、
10年程前から活動をされていて、わんこのしつけ教室開催や
今回のような啓発活動をされているそうです。
こんな立派な活動を地道にされていて、すごいな〜っと思いました

今回の「ながよの大学ネコ学は、第3弾まであるそうです
第2弾は…「犬と猫と人間と」の映画上映 と 松本秀樹さんの講演会
第3弾は…(社)日本動物福祉協会の山口千津子さんの講演会
詳しくはこちらをご覧下さいm(__)m

平成21年度に、長崎県内の保健所では 犬2,342匹、猫7,558匹 が
殺処分されました…

これは、全国でもワーストの上位に入ります…
飼い主さんの意識が変われば、この数字も変わります。
動物に優しい長崎県になることを願っています