長崎はっぴーあにまる☆ブログ☆

悲惨な運命のわんこたち動物がいることを知りました。 不幸なわんこたち動物が一匹でも減るように!! その情報発信と活動報告を長崎の佐世保より綴っていきます。 皆さんのご協力をよろしくお願いしますm(__)m

熊本市動物愛護センター視察・取材へ同行�A

熊本市動物愛護センター視察・取材へ同行�@の続きです。

最後に、所長さんが施設の中を案内をして下さいましたm(__)m
写真の画像が悪いですが 所長さんの許可を取って掲載させて頂きます。


天気の良い日は、ここにわんこたちが出されます。
日向ぼっこをして、昼寝をしているわんこもいるそうです。
あいにく、この日は昼過ぎから雨が降ってきたので、中に入れられました。


わんこたちの収容施設です。


わんこたちが入っている檻の前には、
わんこたちの性格などが書かれた写真付きのボードが張られていました。


この子は、噛むわんこだそうです
職員さんによっては、全然大丈夫だったりするそうです。
そして、この子も譲渡対象です。
わんこの説明をする時は、マイナスの部分も全部お話をされるそうです。
収容期間が長いので、その分しつけも出来るというメリットがあります。



ここは、皮膚病などの病気の治療中のわんこたちが入っている部屋です。


この子はふれあいわんこです。
どこを触わられても平気な、とってもフレンドリーなわんこなので、
動物ふれあい訪問教室のときに、学校へ同行しています


ここで、わんこたちのシャンプーをします。
月1、2回のペースで、トリマーさんたちが洗ってくれます。


3年間使われていない処分機です。
これからも、ずっと使われないことを願います…


通常は、この中にガスボンベが入っています。


今では、そのガスボンベも入っていません。


慰霊碑です…


今回、お話の中で一番辛かったのは、安楽死をされたわんこたちのお話でした
どうしても処分をしないといけなくなったわんこ…
懐いているわんこに、自ら2本の安楽死の注射を打った職員さん
1本目の注射を打ったときに、腕の中にいたわんこが
職員さんの顔を舐めたそうです…

そして、殺処分が決まったわんこを最期の最期まで、収容所の外へ連れ出し、
可愛がられた職員さん…

このわんこのお話を聞いたとき、わんこと職員さんの気持ちを思うと、
胸が張り裂けそうになりました…。
今でも、思い出すと涙が出てきます…

本当の安楽死というのは、治る見込みのない病気の末期症状の
耐えがたい苦痛から開放するためのものです。
でも、わんこたちのそれとは違います。
わんこたちに苦痛を与えることはありませんが、
これからも、生きていくであろう命を人間の手で無くしてしまうのです。
わんこたちにとっては、それはそれは不本意なことであり、
職員さんの精神的負担もかなり大きいと思います。

でも、これよりも遥かに酷い、ガスでの窒息死の殺処分…
不本意どころか、信頼していた飼い主に捨てられた上に、
恐怖の中、苦しみながら死んでいくわんこたち…
これを、仕方ないで済ませている日本の世の中…
これは、絶対におかしいということをもっと声をあげていきたい…。

それでも、職員さんの精神的負担がかなり大きい
注射による処分をされている熊本市は、やはり素晴らしいと思います。

夜は松崎所長さん、松本獣医師さん、G獣医師さん、と
今日センターの視察・取材に参加された皆さんとの親睦会があり、
私も参加させて頂きました。
ここでも、所長さんと松本さんから、色々とお話をさせて頂きましたが、
所長さんの動物たちへの思いは間違いなく本物
松本さんは、とにかく熱血獣医師
この動物たちへの思いは、熊本市動物愛護センターに、
ずっと引き継がれていくものだと思います。


今回は、こういう貴重な取材・視察に同行させて頂いたことに、
とても感謝していますm(__)m
Fさん、チームプロジェクトZERO の皆さん、どうもありがとうございました。
そして、熊本動物愛護センターの松崎所長さんを初め、松本獣医師さん、
職員の皆さん、大変お世話になり、ありがとうございました。
全国の保健所やセンターが、熊本市のような
素晴らしい取り組みが出来る環境が、早く整うことを願っています


わんにゃんたちの里親さん探しは、もちろんですが、
動物愛護の情報発信など、動物たちのためにやりたいことが、
まだまだたくさんあります
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