遅くなってしまいましたが
先日からお伝えしていました環境省のパブコメの詳細をお知らせします。
今回は２つあります。
前回の「動物取扱業の適正化（案）」のパブコメの結果も踏まえ、
法律施行令の一部を改正する政令案への意見募集と
動物愛護管理のあり方（「動物取扱業の適正化」を除く）の意見募集です。
どちらも、12/7（水）〆切りになっています。
動物たちのために、ご意見の提出をよろしくお願いしますm(__)m
まず…
法律施行令の一部を改正する政令案
についての意見募集
（1）オークション市場の動物取扱業への追加
（2）動物を譲り受けて飼養する事業者への追加
（3）犬及びねこの夜間展示の禁止等
それから…
動物愛護管理のあり方について（案）（「動物取扱業の適正化」を除く）
についての意見募集
１．虐待の防止
（1）行政による保護等
（2）取締りの強化及び罰則規定の見直し
（3）闘犬等
2．多頭飼育の適正化
3．自治体等の収容施設
4．特定動物
5．動物実験の取扱い
6．産業動物の取扱い
7．罰則の強化
8．その他
（1）犬のマイクロチップの義務化
（2）犬猫の不妊去勢の義務化
（3）飼い主いない猫の繁殖制限
（4）学校飼育動物および公園飼育動物の適正飼育
（5）災害対応
（6）実施体制への配慮
以上です。
私は…
「殺処分ゼロ」が目標ですが、それがすぐには無理ならば、
せめて苦しまずに…といつも思っています。
現在の基準でも「苦痛を与えない方法」となっているにも関わらず、
未だに、ガスによる窒息死を行っている自治体がほとんどです…。
これを法律で、「安楽死」になるよう意見したいと思っています。
捨てられたり、迷子になっただけで、
何も悪いことをしていないわんにゃんたちが殺されているという不条理さには
いつまでたっても納得がいきません。
1.の虐待の防止 については、
今の自治体の動物愛護担当 や 警察では、なかなか改善出来ず…
将来的には日本にも「アニマルポリス」の導入が必要だと思います。
（3）闘犬等 については、
伝統だと言われる方もいますが、
動物同士を闘わせるといったような残酷なものなどについては、
見直すべきだと思います。
現に、スペインの伝統とも言われている「闘牛」も、
バルセロナでは、「残酷」であるという理由で廃止になりました。
3．自治体等の収容施設 については、
今現在は、自治体によって、わんにゃんたちの環境が全然違いますので、
基準を設け、劣悪な環境をなくして欲しいと思っています。
「殺処分」する場所から、「譲渡」する場所へと変わって欲しい
5．の動物実験の取扱い については、
EUでは、化粧品の動物実験は禁止の流れになっています。
製薬会社でも、積極的に動物実験に代わる代替法に、
取り組んでいる企業もあります。
日本でも、3R （ 代替法の活用、使用数の削減、苦痛の軽減 ） が
きちんと守られるような法律が出来ることを願いつつ、
意見を出したいと思っています。
6．産業動物の取扱い については、
いわゆる家畜などが、国際的動物福祉の基本の
「5つの自由」
●飢えと渇きからの自由
●不快からの自由
●痛み、傷害、病気からの自由
●恐怖や抑圧からの自由
●正常な行動を表現する自由
これを法律で規制出来るよう意見したいと思っています。
人間に食べられるためだけに、生まれてきた動物たちの命…
せめて、生きている間は、普通の環境で過ごして欲しい…
特に「と殺」では恐怖や苦しみを味わうことのないよう
動物の福祉で守られることをいつも願っています
ちなみに、私は、と殺の現状を知ってから、
お肉は一切食べなくなりました
日頃、動物たちのために何かをしたいけど、
自分には何も出来ない…と思われている方
動物たちの環境を良い方向に変えられるチャンスです
日頃、皆さんが動物たちのために、「こうなるといいな〜」という項目について、
ご意見して頂ければ嬉しいです
どうぞよろしくお願いしますm(__)m
わんにゃんたちの里親さん探しは、もちろんですが、
動物愛護の情報発信など、動物たちのためにやりたいことが、
まだまだたくさんあります
クリックの応援をよろしくお願いしますm(__)m
