長崎はっぴーあにまる☆ブログ☆

悲惨な運命のわんこたち動物がいることを知りました。 不幸なわんこたち動物が一匹でも減るように!! その情報発信と活動報告を長崎の佐世保より綴っていきます。 皆さんのご協力をよろしくお願いしますm(__)m

飼育放棄犬

飼育放棄…どんな理由があるにせよ、
私は、絶対にいけないことだと思います
飼い主にも色んな事情がある…っと言ってしまえば、それで終わりです。
人間はそれでもいいかもしれない、じゃあ、犠牲になるわんにゃんは…

確かに、事情で最期まで飼えなくなることはあると思います。
その時は、次の飼い主さんを見つけることが、最後の責任だと思います。
これを誰かに任せたり、こうやって保健所に連れて来るのは以ての外です。

先週、保健所に6匹の飼い犬を連れて来た人がいました。
理由は、引越しで飼えなくなったと…
黒ラブとダルメシアン、そして、その間に生まれた子供4匹
親犬たちは3歳、子供たちは2歳になっていました。
何故、避妊手術もしていなかったのか…

保健所の方のお話では、わんこたちは一日中吠えて、
人に慣れていないということで、譲渡は難しいかも…というお話でした。

実際に、犬管理所まで会いに行きました。
やはり、みんなすごい勢いで吠えていました。
でも、ダルメシアンは、私に向かっては、全然吠えませんでした。
そして、一緒にいた1匹の子供は、おびえていました…。
全員は、助けられないかもしれないけど、
ダルメシアンは、大丈夫かも…っと思いました。

いつも譲渡会のお手伝いをして下さっているUさんのお知り合いで、
大型犬を希望されている方がいました。
その方は、以前から保護をしたわんこたちと一緒に暮らされていました。
この方に、このダルメシアンのお話をすると、
すぐに対応をされ無事譲渡となりました

あの犬管理所の収容施設の中で、
普通の状態でいれるわんこたちも少ないと思います。
だって、自分たちの運命を悟っているのですから…
こうやって、譲渡対象から外れ、殺されていった子もたくさんいることでしょう…
ダルシアンは助かりました。 でも、黒ラブや子供たちは…
究極の選択… そして、その中から1匹だけ助けることの心の葛藤も…

一昨日のマルコさんの講演会のスライドショーの中で、
オーストリアの収容施設の写真がありました。
日本のあの暗い収容施設とは全く違い、広々として、とても清潔なスペース。
わんこたちは、事務所まで遊びに来ていました。
そして、譲渡先が決まらないわんこが、13年間そこで暮らしていました。
その表情は、とても穏やかでした。
日本の保健所も殺処分がなく、こんな収容施設だったら…

もしかして、助からなかったかもしれないダルメシアン
犬管理所まで引き取りに行かれ、それから病院へ
そして、美容室でシャンプーをしてもらい
美容室でも、他のわんこたちに吠えることもなく、
爪を切っているときも大人しく、本当におりこうさんだったそうです。
他の5匹のわんこたちの分も、幸せに暮らして欲しいと切に願います…。


そして、わんこたちにこんなひどいことをした元飼い主
自分がやった行為は、
必ず自分の身に降りかかることを忘れなでいて欲しい。