長崎はっぴーあにまる☆ブログ☆

悲惨な運命のわんこたち動物がいることを知りました。 不幸なわんこたち動物が一匹でも減るように!! その情報発信と活動報告を長崎の佐世保より綴っていきます。 皆さんのご協力をよろしくお願いしますm(__)m

「高齢犬猫の病気とケア」セミナー参加。

今日は、長崎市で開催された日本愛玩動物協会主催の
「高齢犬猫の病気とケア」セミナーに参加してきました。

うちには、高齢わんこペキちゃん と 松君がいるし、
活動の上でも、役に立てたいなと思い、
参加させて頂きましたm(__)m

最初に、獣医師の荒井延明先生の「高齢犬猫の病気とケア」の講義を
少しレポートさせて頂きますm(__)m
今日、セミナーに参加されなかった方の参考になれば幸いです



いつから高齢?

大型犬は、5〜6歳位から。
中型犬は、6〜7歳位から。
小型犬は、7〜8歳位から。

猫は、平均6歳位から。



犬猫の寿命

2002年  2011年
 11.9歳  13.9歳
 9.9歳  14.4歳

この9年間で、犬は2歳、 猫は4.5歳も、平均寿命が延びています。
猫の場合は、環境でも平均寿命が異なります。

完全室内飼いの猫の平均寿命 15.9歳
家の外にも出る猫   〃     12.1歳

外に出る猫は、交通事故やウィルス感染など、
やはり、どうしてもリスクを伴います

※ 健康で長生きのポイントは、やはり「完全室内飼い」です



加齢と病気の関係

・大型高齢犬は、腫瘍が多い。

しこりは、触って発見されることが多いので、
トリマーの仕事とされている方などは、トリミングのときなどに、
体を観察すること や
シニアに入ったら、腫瘍が多くなることを
情報として飼い主さんへ知らせることも大事だということでした。
(獣医師さんからの情報発信も大切ですね。)

・小型高齢犬は、心臓病が多い。

心臓病には、早期発見・早期治療が原則です。
咳をする、呼吸が速い、食欲がない、散歩に嫌うなどの
症状を見逃さないで下さい。

今は、早期投薬により、延命効果の可能性もあります。
また、興奮させない、激しい運動はさせない、
温度調節 (暑さにも寒さにも弱くなるので)に注意するなど
対処方法もあります。



日頃の老化チェック方法

老化のサインを見逃さないで下さい
そのチェック方法 や 対処方法を少しご紹介します。

嗅覚の衰え→食欲が落ちます。
→ドッグフードを少し温める。香りの強いフードに変える。

口臭や炎症→歯周病の可能性大。
→歯のブラッシングをする。

健康で長生きする子は、口の中の状態も良好な子が多いそうです
食事に後に、水を飲む習慣がある子は、まだ少しは大丈夫ですが、
そうでない子は、歯のブラッシングを習慣付けてた方が良さそうです。
歯ブラシに慣れていない子は、ガーゼを指に巻いてこするだけでも、
歯石の予防になるそうです。
(※ガーゼは使い捨てにして下さい)

背中にブツブツが増え、痒みも出てくる→
汚れやアレルゲン除去のため、ドライワイプをする。

※ ドライワイプとは、使い捨て床拭き用の不織布などで、
  被毛を乾拭きすること。
  この方法は、アトピーの子にも効果が出ているそうで、
  荒井先生オススメです



高齢犬猫のフードとサプリメント

高齢犬猫のフード選びは、大切です。
サプリメントも上手く併用すれば、症状の緩和の手助けとなるようです。

食事のケアのポイントは、
一日の食事の回数を普段よりも増やして、1回分の量を分けてあげる。
食器の位置を少し高くし、足腰への負担を軽くしてあげる。
など、色々とあるようです。



介護

人間と同じで動物の介護も、精神的・肉体的にとても大変だと思います。
荒井先生は「高齢ペット介護サービス」の必要性をお話されていました。

痴呆の症状の一つとして、後ずさりが出来なくなり、
隙間に入ったまま身動きが出来ず、
事故に繋がるケースなどもあるようです…。
部屋の角や隙間の空間は塞いでおくこと。
これは、すぐに出来る対処法だと思います。



ペットロス

このブログをご覧頂いている方の中にも、
ペットロスの辛い経験をされている方がいらっしゃると思います…。
私自身、まだこの経験はありませんが、
実際に経験したとき、私はそれに耐えられるか自信がありません…。

「死んだ事実よりも、
生きていた事実の方が大切と思えるときが必ず来る」
という荒井先生のお言葉を心に留めておきたいと思います。




次に、ドッグトレーニングインストラクターの中塚圭子先生の
お話がありました。

この中で、肉球マッサージに使う「肉球ジェル」の作り方を教えて頂き、
実際に参加者の皆さんと一緒に作りました。


私は、アロマも入れて、
わんこも飼い主さんもリラックス出来る「肉球ジェル」を作りました。
にゃんこに使うときは、アロマは入れない方がいいようです。
作り方は、「肉球マッサージジェル」で検索すると出てくるので、
皆さんも、手作りされてみてはいかがでしょうか
製作時間は1分位。 とても簡単に出来ますよ〜


私も、早速、ペキちゃんに試してみよう〜
松君は、足を触られるのが苦手だから、ちょっと無理かな…
嫌がる子には、無理して使わないで下さいねm(__)m




今回のセミナーは、私にとってとても為になりました。
予定されていた主催の日本動物愛護協会の詳しい紹介はなく、
長崎支部設立をずっと以前より望んでいた私としては、
ちょっと残念でしたが、有意義な時間を過ごすことが出来ました。

お手伝いをされていたスタッフの皆さん、
お疲れさまでしたm(__)m


わんにゃんたちの里親さん探しは、もちろんですが、
動物愛護の情報発信など、動物たちのためにやりたいことが、
まだまだたくさんあります
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