ニュースなどで報道されていた先日の痛ましい事故…。
車内に放置され、熱中症で亡くなったわんこたち…。
どんなに辛く苦しかったことでしょう…。
わんこたちにこんな苦しい思いをさせた飼い主の行動は、
どんな言い訳も通用しないと思います
毎年夏になると、こういう痛ましい出来事を耳にし、
心がとても痛くなります…。
そこで、畜犬指導員として毎月発行している「わんこ通信」でも
2ヶ月に渡って、飼い主さんへのお願いとして
「わんこの熱中症対策」について記事にしていました。
その「わんこ通信」の中から抜粋して、
こちらのブログにも掲載させて頂きますm(__)m
お盆前から朝晩少しずつ涼しくなってきましたが、
残暑はまだまだ厳しいです。
わんこの熱中症対策の参考にして頂ければ幸いです
わんこの熱中症(日射病)対策
わんこは毛に覆われ、ほとんど汗をかかないため、体温調節が難しく、
熱中症になりやすい傾向があります。
そうさせないためには、飼い主さんの注意と対策が必要です。
わんこをを熱中症にさせないためには…
〇いつでも水分補給が出来るように、
常にきれいな水を用意してあげて下さい。
〇屋外で飼われているわんこで、
特に、鎖に繋いで飼われているわんこは、
行動を制限されてしまい、日陰に行きたくても行けず、
直射日光をもろに受けてしまうことがあります。
時間帯によって、日の当たらない涼しい場所へ移動させるなど、
工夫をしてあげて下さい。
〇夏の締め切った部屋の温度は、かなり上がっています。
室内でわんこをお留守番させる場合は、
クーラーを付けて出かけるなど、
室内温度が上がらないよう工夫をしてあげて下さい。
〇子供を車内に放置し、死なせてしまったという事件をよく聞きますが、
わんこの場合も同じです。
少しの時間でも、車内にわんこを放置しないで下さい。
お散歩の時間帯にも注意し、
朝は、直射日光を受けない涼しい時間帯に、
夕方は、日が落ちアスファルトの熱が冷めてから行くようにして下さい。
飼い主さんへお願い
毎年、熱中症で亡くなるわんこがたくさんいます…。
飼い主さんの心がけ一つで防げる病気なので、
大切なわんこの命を守るため、対策を是非よろしくお願いしますm(__)m
「わんこ通信」第11号より抜粋
今回亡くなったわんこたちのご冥福をお祈りします…。
今度生まれるときは、わんこたちのことを大切に思ってくれる
優しい家族とめぐり合いますように…